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映画デートと言えばデートにおける定番ですが、マッチングアプリで出会った人はほとんどお互いを知らないという関係性なのでコミュニケーションは不可欠です。
映画デートとなってしまうと相手と会話ができず、黙って2時間映画を観続けないといけないので映画デートはよくないという意見もあります。
お互い映画好きだったり、たまたまやり取りで盛り上がった話が今上映中の映画の話なんかだと、その話の流れで映画デートになることもあると思うので、今回は映画デートはありなのか今更ながら超真面目に考えてみました!
目次
初デートで映画を観に行くのはおすすめできない
23日初めて会う人と映画行くんだけど行きたくなさすぎて無理…
— みけ🐈はデレステにハマった (@Mk_Evy) February 21, 2019
初めて会う子を長時間閉塞空間に持ち込む事は基本しないわねぇ
ドライブ、映画、ネカフェ(カラオケ)
はまず無いかしらねぇ〜こわいわぁ
気心しれたなら話は違うかもだけど— フリーゼイ (@tiki_dq) September 4, 2020
初めて会う時に映画ってありなの?なしなの?
私的にはあんまり好きじゃないんだよな〜
何かの感想を言うって苦手だし、相手と共感し合わなきゃとか、何かを感じ取らなきゃっていう脅迫観念というか、とにかく何かし私というものを見透かそうとされそうでこえぇ— ゆう@婚活 (@Vx8ptJwR9VVPB5t) November 6, 2019
結論から言うと初デートで映画を観ることはおすすめできません。
いくらやり取りをしていたからと言って、実際に顔を合わせるのは初めてなわけですし、まだお互いのことを全然知らない状態です。
普通ならランチや居酒屋でお互いのことを話して徐々になっていくわけですが、映画デートの場合は警戒心を解く暇もなく映画を観る羽目になるのでかなり気まずい状況になる可能性が高いです。
例えるなら見ず知らずの女性といきなり遊園地のジェットコースターで相席になってしまうようなものです。
それにその後カフェや居酒屋に行ったとしても映画の出来でその後のデートの良し悪しが左右されてしまいます。
思ったよりもつまらない映画だったらその後も微妙な空気になりますからね。
映画の感想を言い合う前にまず自己紹介から始める羽目になりますし、映画のことだけ話していたらお互いのことを知れない(仲を深められない)というジレンマ。
もちろん映画デート自体を否定しているわけではありませんし、うまくデートの中に映画を組み込むのであれば良いと思います。
映画デートがダメだと言われている理由
まずは映画デートが否定されている理由をいくつか挙げていきます。
コミュニケーションが取れない
初デートは相手と会話をしてお互いのことを知り、その中でその人の価値感や雰囲気を知ることが大切です。親密になれるかどうか、2回目のデートに繋げられるかどうかもこういった会話のやり取りにかかっています。
初めてのデートでいきなり映画ってなると、初対面なのにほとんど会話をせずにいきなり映画を観ることになってしまうので、打ち解けるための時間がなく常に緊張しっぱなし状態になりやすいのがデメリットです。
映画を一緒に観ていたとしても結局そんなのって赤の他人みたいなもんなので、打ち解けることはほぼできません。
非公開: 婚活パーティ―の会話は何を話すべき?沈黙回避の会話術を公開
時間効率が悪いため
初デートは2時間~3時間程度と言われるぐらいの短時間デートが理想と言われていますが、映画を観ているだけでこの時間を過ぎてしまうので、打ち解けられずに終わってしまう可能性大です。
初回は仕事や趣味などについて話をしつつ、早めに切り上げるのが秘訣です。好きな映画や気になるスポットについて話題を広げ、2回目以降のデートでおさそいするとよいでしょう。
せっかくお互い時間を都合して作ったのに映画を観て終わってしまうので非常に効率が悪いです。だったら居酒屋とかカフェとかに行って会話をしたほうがよっぽど仲が深まりやすいのは事実。
時間をかける割に仲良くなるタイミングがないし、そのあとご飯に行くにしてもその分時間がかかるので時間効率は悪くなります。
映画の内容が微妙だった時に空気が悪くなる
一番懸念すべき問題はこれだと思います。観に行った映画が面白かったら終わった後に「面白かったよね!○○のところさ~」みたいな感じで会話のきっかけにもなるし、それを機に打ち解けやすい。
逆に初対面でなおかつ映画の内容が想像よりもはるかにつまらないと、終わった後にかなり気まずい思いをします。打ち解けていれば「なんか微妙だったね」と言えますが、はじめましての相手だと相手はもしかしたら面白いと感じているかもしれないし、つまらなかったと言うことで空気を悪くしてしまうので何も感想が言えなくなる。
こうなってくると打ち解けるどころかお互いの距離はますます広がってしまいます。冗談が言えるようなキャラならまだしも、お互い真面目なタイプだと救いようがありません。
意外とデート代が高いのでコスパが悪い
映画は1人あたりだいたい1,800円ほどかかり、2人合わせるとだいたい4,000円ほどかかります。
これだけなら食事代よりも安くなりますが、初対面からいきなりワリカンでチケットを購入するのもへんなので事前予約で買ったりすれば、奢る流れになってしまいます。
さらに映画を観て終わるのもへんなのでそのあと食事にいくとすればそこでまた費用がかさみます。もし、万が一写真と実物が全然違う人物だったり、思っていたよりも微妙な人がきてしまった時はかなり地獄。
映画+食事でお金もかかり、長時間のデートになるので無駄な時間と金がかかる。付き合いたいと思えない相手にそこまで時間とお金をかけるのはかなりもったいないですが、映画デートとなるとそういうこともあり得るので注意。
映画デートの魅力・メリット
同じものを共有できるため共通点が生まれる
人と仲良くなるコツは、共通体験と共感です。つまり、似た者同士ほど仲良くなりやすいのです。
映画デートの魅力は同じ時間、同じ場所で同じものを共有できることにあります。一緒のものを共有するって仲良くなる上では非常に大切で、同じように相手も「楽しかった」と思ってくれれば「あ、この人と同じ価値観なんだな」と感じてくれるので仲良くなりやすい。
共通点は多ければ多いほど相手に好意を抱きやすいので、こういう一緒に共感する体験を作るのはデートでも非常に大切です。例えば一緒に遊園地に行って楽しさを共有するとか、一緒に甘い物を食べて「美味しい」と感じるとか。
暗がりなので親密になりやすい
心理学の実験でも明るい場所よりも暗い場所のほうが親密度があがることはわかっています。暗闇効果というやつです。
実験では明るい部屋と暗い部屋にそれぞれ初対面の男女をいれて、一定時間観察するというもので、明るい部屋は会話をしながら少しずつ仲良くなるのにたいして、暗い部屋は会話はほとんどない代わりにボディタッチなどスキンシップをする男女が増えて、キスする人達までいたそうです。
まぁ映画でそこまで期待するのは見当違いかもしれませんが、映画館は暗がりなので男女が仲良くなりやすい場所とされています。
もっともこれが初対面の相手でも同様に効果があるかは不明ですし、実際問題初対面だとそんなスキンシップなんてする余裕はないのであくまで心理的な効果があるってだけです。
会話いらずなのでコミュ障でも問題なし
僕も人見知りするタイプなんですけど、映画を観るってことは会話をする必要は一切ない(というかできない)ので、最初緊張してしまうタイプでも全く問題なくデートすることができます。
ある程度の時間一緒にいることで人見知りが緩和される人なら映画を観てその間に緊張をほぐして、そのあとご飯に行って仲良くなることも可能。
また、一定時間一緒にいるというのも心理的に仲良くなりやすいのでいきなりご飯に行くよりも、親密になりやすい可能性はあります。
映画デートを成功させるためのコツ
初デートでの映画デートを成功させるためには一工夫必要です。ただ映画を観て終わりってだけじゃ、やっぱり仲良くなるのはかなり難しいです。
チケットは事前に購入しておくこと
一緒にチケットを買って席を選ぶのは確かに一般的かもしれませんが、ちょっとできる男を演じるために事前に席を予約しておくことをおすすめします。
人気の映画はすぐに席が埋まってしまって、直前にチケット購入するといい席が残っていなくてはじっこのほうとかになってしまいます。また奢るにしてもスムーズにやるのは難しいので、最初から購入しておけば自然な流れでエスコート可能。
映画のチケットは事前にネットで予約することができます。直前に行って「やばい、席埋まってる」なんてことになるとグダグダデートになってしまうので注意してください。
ただ、マッチングアプリで会う場合ってドタキャンされる可能性もあります。僕の友人の場合、事前にチケットを購入しておいたのにドタキャンされて翌週に映画を観ることになって、次の週にまた同じようにチケットを購入しておいたらまたドタキャンされて7,000円以上ドブに捨てることになったそうです。
めちゃくちゃもったいないので、ドタキャンされそうなら事前購入は危険かも。
非公開: 婚活デートでドタキャンする理由とは?ドタキャン防止の5つの方法
デートプランに食事を挟むこと
映画を観て解散というのもへんな話なので、必ずデートプランには食事に誘うようにしてください。
個人的には会ってすぐに映画を観るって打ち解けられていない可能性が高いので、映画を観る前に一度カフェなどで軽く会話をしておくことをおすすめします。
時間の少し前に待ち合わせをして、取りあえずカフェに入って軽く自己紹介とか会話をして最低限仲良くなっておかないと映画デートのメリットは全く活かせません。
で、映画が終わってイイ感じの時間になっていたら夜ごはんとか、そういう流れで食事を挟むようにするのが大切。
映画はあくまでデートのスパイス程度に考えておくべきです。表面的には映画を観に行くためのデートかもしれませんが、本当の目的は仲良くなることですからね。
観終わったあと内容についてがっつり触れること
僕の経験上、映画を観終わったあとに内容について全く触れずに他の会話をしてしまうと、かなり微妙な空気になるので面白くてもそうじゃなくても一度は触れておくようにしましょう。
面白かったなら会話は当然盛り上がりますし、つまらない場合は「なんか微妙だった」という共通の価値観を認識することができます。
ただ、映画の感想を言うときって自分が微妙って思っていても相手は楽しいと感じていることもあるので、いきなり「つまんなかった」というのはリスクが高すぎます。
不安なら「どうだった?」と聞いてもいいですが、相手も回答に困っていることがあるので、取りあえず「なんか思ってたのと違った(笑)」と言って、相手の反応を見て会話の方向性を決めるべきです。
どんなジャンルの映画を観に行くべき?
映画を観に行くという方向性が決まっていたとしても何を観るべきなのか困ると思いますが、結論から言えばなんでもいい。
よく恋愛シュミレーションゲームでは映画デートに行き、選択肢が3つぐらいある中からジャンルを選んで成功か失敗か・・・みたいな感じですが、あれを現実でやるのはおすすめしません。
恋愛映画だろうとホラーだろうと2人で話し合って”ちょうど○○の映画が観に行きたかった”と思っている状況だからこそ映画を観に行くべきであり、逆に言えば【映画に誘う→何を観るか】と悩んでいる時点で映画デートはおすすめできません。
例えば少し前に流行った君の名はとか誰でも知っているトイストーリーなど、流行っているものをエサにして誘うのはOK。
マイナーな映画は基本的にNG。もちろんこれも相手が観たがっているものならOKです。
まとめ
映画って確かに同じ趣味とか、ちょうど観たい映画があるときって誘う口実としては便利だし誘いやすいと思いますが、初デートに映画は最適ではないと思いました。
- 映画がお互いの趣味・共通点ならあり
- 初デートで映画に行くなら食事もセット
- 相手の容姿が写真通りであることが前提
一番問題なのは映画を観に行くことで自然と通常よりも長めのデートになってしまうことです。2時間映画を観て、そのあと食事にいけばそれだけで5時間前後相手と一緒にいることになります。
会った瞬間にイメージと全然違うとか、ちょっと話してみたら付き合いたいと思えないような相手だった時、あまりにもコスパが悪い。
僕だったら、映画を観に行くことは約束しても2回目以降にします。「とりあえずまずはご飯に行かない?」みたいな感じで食事に誘って、実際に会話してみて相性が良さそうだったら改めて次のデートで映画に誘います。
こうすれば1回目は短時間デートで済ませることができ、2回目に会う口実を作れるのでおすすめ。
マッチングアプリは会ってみるまで相手の雰囲気とか知ることが難しいので、相手のためには最初は取りあえず食事に行くのがお互いにとってベターだと思います。
参考までに。