これまで人並み以上にはマッチングアプリをやってきたつもりですが、やっぱりマッチングアプリってちょっと非情な世界だなー、と改めて思いました。
マッチングできて意気揚々とメッセージのやり取りをして「そろそろご飯に誘うタイミングだろうな」と思って思い切って誘ってみるといきなりの無視でそこから連絡が取れなくなる。
豆腐メンタルの僕からするとまさに地獄!まぁアプリだと突然無視される、返信がこないってのは当たり前の環境なので慣れてきてしまいましたけどね。
ただ、マッチングしてある程度やり取りもしているのに誘ったら無視って正直言って意味不明ですよね。今回はなんで無視するのかについて僕の経験とともに具体的な理由や効果のあった対策についてご紹介していきます!
デートに誘ったら無視された事例を挙げてみる
まずは僕が今までに誘って無視された事例をいくつか挙げていきます。すべて挙げるときりがないので2つほど。
wtihでマッチングして初めて誘った女性の話
僕が最初に利用したのはマッチングアプリwith。
この時期はマッチングすることすらほとんどできなくて、ようやくマッチングできた相手は正直言ってかなり自分の好みのタイプでした。
やり取りは主に食べ物の話をしていましたが、1日3通~4通ほどしていて会話自体も盛り上がりました。
で、ちょうど1週間ぐらいした後に「さすがにそろそろいいかな」と思ってご飯に誘ったらまさかの既読無視。
この時は正直言ってやり取りの正攻法とか誘い方とか、どのタイミングでご飯に誘ったらいいのかなんて全く考えていませんでしたが、マッチングしてある程度やり取りしたら誘うのが普通だと思っていたのでこのタイミングで無視されるとは思いませんでした。
しかも僕が初めてご飯に誘ったのはこの方です。メンタルがやられましたね。タイプだったから余計に。
無理強いをしたつもりもありませんでしたが、おそらく相手は警戒心の強い女性で1週間程度のやり取りだとまだ会いたいと思えるほどではなかったことが原因かなーと思います。
もう少し時間をかけてからでもよかった気がします。
Omiaiで退会前に誘った女性の話
1ヶ月だけOmiaiを利用していた時期があって、そのOmiaiでマッチングした女性の1人です。
【今週入会】となっていたので、相手もまだやり取りしている人はそれほど多くない状態の中でマッチングできたのは幸運でした。
普通に可愛くてこの女性とはディズニーの話でかなり盛り上がりました。
同じような価値観で、適度に相手からも質問されたりしていたのでいつ誘うか迷っていましたが、1ヶ月間の利用ってこともあって期限が迫っていて、最後は少し強引な感じでメッセージを送ってしまいました。
◇「よかったら今度ご飯でも行きませんか?退会するのでLINEを交換できると嬉しいです!LINEID:○○」
こんな感じでメッセージを送ったら見事にスルーされました。
やり取りしていた期間は1週間ちょっとですが、想像以上に話自体は盛り上がっていたし、正直言って誘えると思っていただけにまたメンタルがやられました。
今回の原因は明らかに焦って強引な感じで話を切り替えて誘ってしまったことにあると思います。
もう少しやり取りして軽くお誘いしていればいけたかなー、と後悔。まぁ期限もあったし利用期限を延長して誘うのに失敗していたらそれこそ無駄金なので仕方ない。
マッチングしてるのになぜ誘うと無視するのか
マッチングしているからと言って=誘ってOKってわけではないし、むしろ「まぁ顔は最低限OKかな」ラインであとはやり取り次第でご飯に行くかどうか決めるって感覚のほうが正しいと思います。
やり取りが続いているのにいきなり誘うと無視されるのは何かしら原因があるということです。
原因1:誘うのが早すぎて仲良くなれていない(警戒されている)
最も多い失敗の1つだと思います。男の場合はすぐ会うことになってもあまり抵抗感はないと思いますし、実際僕もすぐに会えるならそうしたいけど、女性の場合はそうじゃない。
女性は警戒心も強いですし、それこそマッチングアプリという見ず知らずの人と会うことになるのはかなりの抵抗を感じてる人も多いでしょうね。
ある程度やり取りすればOKというのは男側の意見なだけだし、女性はそれ以上に慎重になる人もいます。
以前、僕がマッチングアプリで会えた女性は1ヶ月以上もの間やり取りしました。会った時に「もっと早く誘っていたら来てくれましたか?」と聞いたところ「最低2週間はやり取りしないと怖くて会う気になれない。すぐ誘ってきたら多分フェードアウトしてたよ」と言っていました。
どちらかというと誘うのが遅すぎて失敗するパターンよりも早すぎて失敗するほうが多い。早く誘う=ヤリモクなんじゃないかとかそういう疑念もあるだろうし。
実際マッチングアプリって結構な割合で遊び目的利用の男がいるようです。ホテルに誘われたって話めちゃくちゃ聞くし、それが嫌で婚活パーティーに行くようになったという女性もいるぐらいですからね。
やり取りしている人がどんな人でどんな性格なのか、安全な人なのか、誠実なのかがわかるまでは取りあえずやり取りしておきたいという女性は多いです。
原因2:相手が同時進行で他に好意的な人がいる
簡単に言えばキープ要因。今のところ会う気はないし、他にデートした人の中で気になる人がいる、あるいはやり取りをしている中でもっと興味を引く人がいる場合はキープ要因にされている可能性が高い。
この時に誘ったとしても相手は他に関心が向いていて会いたいという気持ちがないので、そのままフェードアウトされます。
マッチングアプリは同時進行当たり前の環境だし、僕も正直こういうことをしたことがあります。
他に気になる人がいるとそっちばかりに気を取られるので取りあえずやり取りしてキープはするけど誘いはしない、みたいな。
理由としては会うのが面倒ってのもありますが、予定を空けておかないといざその気になっている人とデートする時にデートの約束ができないのは困るってのもあります。
原因3:なんとなく気分が乗らないから
特に何か理由があるってわけじゃないけど、最近仕事で疲れすぎていて貴重な休日を知らない人と過ごすのに使うのは惜しいと感じているとか、やり取りはラクだからいいけど実際会うのはしんどいからこのままの関係を取りあえずキープしておきたいという人もいます。結構多い。
なんとなく気乗りしない、面倒そうだなーって思った時に誘われてしまうとマイナスの感情が強くなるので「断るのもあれだし、既読無視しとこ」と無視されます。
これに関しては相手の感情をメッセージのやり取りだけで読み解くなんて不可能なので交通事故みたいなもんです。
原因4:最初から会う気がない
やり取りする最終目的は会うことが前提だと思っていますが、みんながみんな絶対そうとは限りません。
人によっては暇つぶしでなんとなくやり取りをしていたり、趣味が同じでやり取りして趣味の話ができるからメッセージを返していることもあります。
最初から会う気がないので話が盛り上がって「会おう」と誘っても、相手はそのつもりはないので無視するだけ。
僕も会う気はそんなにないのでだらだらとメッセージを続けてしまったことはありますし、なんなら僕の彼女も趣味の話ができる相手が欲しいというだけで会う気はないのにメッセージのやり取りをしていたことがありました(メッセージの内容確認済み)。
やり取りするのと実際に会うのではリスクが全然違いますからね。やり取りは楽しくても会うのは面倒、嫌って思っている人は意外と多い。
会う気がない人に「会ってもいいな」と思わせるにはかなり長い時間をかける必要があります。最低でも1ヶ月ぐらいはやりとりしないと相手のスタンスは崩せません。
誘っても無視されにくくする具体的方法
最初から会う気がない人に関しては正直どうしようもありませんが、それ以外なら対処もできます。
ある程度やり取りして盛り上がっておく
マッチングアプリはマッチングしてから実際に会うまでの平均期間は2週間ほどと言われています。ただ、このタイミングをそのまま鵜呑みにしてしまうと結局誘って無視されて終わることが結構多いので注意してください。
会える人はほんと10通以内に会えるし、慎重派のタイプは1ヶ月やり取りを続けてようやく会えるぐらい腰が重い人もいるので全員同じように当てはまるものではない。
ただ、会える条件の1つとして「何か共通点があってやり取りで盛り上がる」ことが必要です。ただただやり取りしているだけだと正直言って楽しくないし、それでいきなり会おうと言われても楽しい想像はできませんからね。
僕は基本結構慎重派なので誘うのはメッセージで盛り上がって、だんだんネタが尽きてやり取りが下火になる直前に誘うようにしています。
また、目安としてマッチングアプリには【どのぐらいで会いたいか】がわかる項目がプロフィールに設定されているので、それを参考にするのも手です。
すぐに会いたいって設定している人は2~3日やり取りすればOK。逆に慎重な人は2週間以上やり取りしておいたほうが安牌。
フェードアウトの最大の理由は誘うタイミングが早すぎることが原因なので、気持ち遅いぐらいで誘った方が失敗は少ないです。
マッチングアプリでの最初のメッセージで使える25の例文と質問内容
誘う前にワンクッション置いて誘うことを匂わせる
僕もやってしまった失敗ですが、会話が続いているのにいきなり「よかったら今度ご飯でも行きませんか?」って誘うのはあんまり良い手ではないと感じました。
相手がどう思っているのか、もうすでに会う気がある状態なのかもう少しやり取りを続けていたいのかがわからないので、誘うことを匂わせることしてみるのが個人的におすすめな方法。
例えるなら告白する前に「一緒にいると楽しいな」とかそういうこと言うみたいな方法と同じ。
具体的には一緒にデートをすることを前提とした話をしてみます。
◇例「ゆみさんと屋台めぐりしたら食べたいもの多すぎてすぐお腹いっぱいになっちゃいそうですね(笑)」
相手に一緒にデートすることを想像させることはどんな出会いでも使えるテクニックです。「なんか楽しそう」と思わせることができれば相手もモチベーションがあがって会いたくなりますし、想像させることで気持ちの準備をさせることができるというメリットがあります。
ちなみにこれは異性の友達をデートに誘いたいときなんかにも使えるテクニック。「一緒に○○したら」という想像をさせることが重要。
「一緒にディズニー行ったらめっちゃ楽しそうだよね」とか。
具体的な日取りをすぐに決めないでおく
がっつきすぎはNG。マッチングアプリで人気会員のプロフィールはやっぱり余裕がある男が多い。
すぐに会いたい、会おうとするとやっぱり相手は反発してしまいます。
誘うことには成功したけど、具体的な日取りを決めたり、予定を合わせる際にフェードアウトされる人はまさにがっつきすぎが原因で無視されてます。
余裕がある雰囲気を持たせるために、ご飯に誘った後は具体的な日取りをすぐに決めるのではなくて一度他の話なんかを織り交ぜると効果的です。
◇NG例「じゃあ●日か●日だとどっちが空いてるかな?」
誘った後すぐにこうやって日時調整すると焦りが見えるのでフェードアウトされやすい。
◇例「ありがとう!ゆみさんってそういえばどんな食べ物が好きなの?」
こんな感じで取りあえず話題がそれないレベルの会話をしつつ、具体的な日時はちょっと先延ばしにする。相手を焦らすイメージです。
ただし焦らしすぎると「この人なんなの?」って思われるのでやりすぎは禁物。
下手に媚を売らないこと
マッチングアプリは正直言って女性が圧倒的に有利です。無料で利用できる上にイイねは基本的に男からめちゃくちゃくるし、女性はその中から自分のタイプな人を選べばいいだけなのでその気になれば女性側は何人もの人と会うことができます。
こういう図式になるとやっぱり媚を売ったり、相手の気分を伺うように都合の良い男を演じてしまいがちですが、そうなると失敗することも多い。これって自分がたいした価値ないって言っているようなもんですからね。
例えばご飯に誘った後に「いつ頃なら大丈夫かな?僕はいつでも大丈夫なのでゆみさんに合わせますよ?」みたいな感じとか優しさを見せているようで安い男ってアピールしているのであんまり良い方法じゃなかったりします。
「忙しいけどなんとか時間を空ける」みたいなイメージでいればいいし、どうしてもご飯に行きたいって姿勢よりも「タイミングあればご飯行きましょうか」ぐらいの感覚でいたほうがうまくいきやすかったりします。
会うための言い訳を用意してあげる
単純に「よかったら会いませんか?」だけだとデートするために会うことになります。実際その通りだから間違ってはないけど、女性に対して誘う時はデートしても良いと思わせるための言い訳が必要になります。
これってナンパ界隈でも言われていることで、ホテルに直接誘うと女性は「軽い女」だと自覚するので嫌がりますが「疲れているから休憩しよう」とか「静かなところで話したい」という言い訳を作ってあげることで誘いに応じてくれる確率があがります。
会うのであれば「自分」以外に理由を作るべし。
- 美味しいパンケーキ屋さんがあるから今度一緒に行ってみない?(パンケーキが目的)
- ○○って映画気になってるんだけど一緒にどう?(映画が目的)
- 気になってる居酒屋があるんだけど一緒に行ってくれない?(付き添い目的)
マッチングアプリは前提が恋人作りなのでここまでやる必要もなく誘えることが多いんですけど、無視されにくくするなら相手にとってもデートするメリットを提案してあげるのがおすすめ。
誘ったのに無視されたらどうすればいいのか
正直言うと思い切って誘って無視されてしまった場合、そこから復活させるのはかなり不可能に近いです。もともとそんな思い入れがあるわけでもないだろうし、無視された時点でデートはしたくないと思われたってことですからね。
ただ、可能性がゼロってわけでもないので諦めきれない場合は以下の方法を試してみてください。
数日間は何もせずに待っておく
基本無視されたら追撃メッセージは厳禁です。無視する理由はデートに誘われて行きたくないと思ってしまったことにあります。
ただ、マッチングしているってことは最低限の条件はクリアしているわけですし、最初から可能性がなかったわけではない。
これは僕が以前Omiaiをやっている時に、やり取りしている女性からいきなり返信がなくなりました。数ある女性の1人だし慣れてしまったこともあって「まぁいいか」とそのまま放置していたら、なんとなんと1か月後に返信が来ました。
おいおい、1ヶ月って(笑)
まぁこれは特別な例かもしれませんが、行けない理由が「現在他に良いと思っている人がいる」とか「気分が乗らない」って場合は、まだ可能性があるってことです。
時期を改めるという意味でもしばらく放置すべき。
相手の興味がありそうな話題を振ってみる
しばらく期間を置いたら「お久しぶりです!」というような切り出しでメッセージを送りましょう。
まぁたいていはこれも無視されますが、返信してくれる可能性があるとするならば思わず返信したくなりそうなことを送るべき。
最初にデートに誘ったことは総スルーで構いません。
◇例「お久しぶりです!新宿に新しいパンケーキ屋さんで来たんですけど知ってますか?○○ってお店なんですけどめちゃくちゃ美味しいみたいですよ!」
例えば相手が甘い物好きとかパンケーキ好きみたいな情報がわかっているなら、それをエサにして「興味がありそうな話題」を振ってみる。
こっちに興味がなくなったとしても話題で面白そうだったら返信する可能性は十分あるので。
もちろんこれでも返信はこない可能性が高いので、あくまで1%の可能性に賭けるぐらいだということはお忘れなく。
相手も無視してしまったこともあるので、返信しにくい状況ですからね。
まとめ
マッチングアプリはマッチングしてもうまくいかないパターンのほうが多く、やり取りすらできない、やり取りしても2通~3通で返信がこなくなる、誘ったら無視されるなど様々。
まじで多いのでいちいち気にしていたら仕方ないですが、絶対にご飯に行きたい相手は慎重に誘うべきです。
- 最低1週間以上やり取りしていること(2週間以上が理想)
- 相手のプロフィールの【会うまでの期間】をチェックする
- 急に話を切ってまでご飯に誘うべきじゃない
- 誘った後はすぐに日程を決めずに焦らす
- 焦ると必ず失敗する
- 共通点をどれだけ探せるかが重要
ポイントとしてまとめるとこんな感じです。
誘い方についても具体的にまとめてみたので参考にしてみてください。