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デートで一番迷うのが会計の時の奢る奢らない問題です。2回目や3回目のデートならまだしも、初デートとなると相手に良いところを見せようとして奢ってしまう人も多いと思いますが、マッチングアプリや婚活パーティーなど、手軽に出会える関係性だと何人もとデートしてデート代がかさむので「できれば奢りたくない」と思ってしまいますよね。
僕は今までマッチングアプリ、婚活パーティーを含めると20人前後の人とデートしましたが、なんだかんだで奢ったのは数えるほどです。
僕の経験から言うと「別に奢らなくても問題なし」だと思いました。むしろ奢ることによってうまくいかなくなる原因もあると思うので、今回はそのあたりを今までの経験を踏まえて紹介していきたいと思います!
目次
初デートは奢らなくてもうまくいく
冒頭でも言いましたが、デートは別に奢らなくても十分うまくいきます。
「初デートの支払いに関する女性の意見」を調査したデータによると、全体の約25%の女性は会計時にワリカンにしたいと答えています。
他サイトのマッチアラーム株式会社の調査でも似たような数字になっていました。
「奢ってほしい」と答えている回答は全体の約3割ほど。「多めに払ってほしい」という意見は約4割。
つまり、全体の7割の女性は「別に奢ってくれなくても良い」「自分も出すべき」と思っているということです。確かに奢ってくれたほうがありがたいと思っている女性は多いとは思いますが、奢ることが直接好意に繋がるわけではないですし、逆に奢ることによって好感度がさがることに繋がる可能性もあり得るということ。
僕自身、今までうまくいった(2回目のデートに繋げられた)人の9割は初回で奢りませんでした。
僕がいつもやるのは「ちょっと多めに出す」という作戦で、女性にも1,000円~2,000円程度払わせています。
これは金銭的な負担が大きいという理由ももちろんありますが、奢ってしまうことで「こちらが媚を売っている」ような図式ができてしまうのが嫌だからという理由もあります。
面白いことに、僕が今までデートしてきた相手で奢ってしまった相手のほうがなぜかフェードアウトされることが多かったです。
単純に本気でゲットした過ぎて緊張して話が面白くなかったとか他の理由は多少あると思いますが、奢ったから好意的に見てもらえるわけではないということは伝えたい。
むしろ奢ることによって相手から「頑張らなくても簡単に付き合える男」と認識されてると思った方がいいのかも。
好意を持っていたら奢ってくれないことは気にならない
全額奢ってくれなくても自分より多く出してくれるだけありがたいと思うし
そもそもデートとかで食事行ったら男の人が奢るみたいな風潮が苦手— そるとおにぎり👴@しょっちゅう日本語読めません (@srt_jkak_123) October 4, 2019
だからわたしは男のひとが奢ってくれなくても幻滅などしないし、それで器量を測るなんてこともせぬよ。わたしがデートのときに身綺麗にするのは、前にも言ったように好きなひとの前では少しでも綺麗でいたいから。「綺麗にしてきてやってる」っていう意識はないわね。
— 灰音 (@HaiNe7) December 26, 2016
よく見かけるデートでの食事代問題だけど
別に男が全部払えって思わないけど
相手から誘われて、最初の食事で割り勘ってなら
相当楽しかったり自分も好意ある時以外、この人はギリ友達かそれ以下だなぁって思う
わざわざ準備して相手に時間割くより家で一人でTV見ながら適当なもの食べてる方が楽だもの— ちぃさん@tora (@tora0707tora) May 21, 2020
Twitterとかネットでさんざん調べたり、女友達の意見なども聞いてみたところ奢ってくれなくてそこで不機嫌になる女性のほとんどはもともと好意を持っていない可能性が高いことがわかりました。
ご飯に行って「あ、この男とは付き合えないな」と思ってしまうと、せめてその無駄な時間やお金を軽減したいので奢ってほしいと思ってしまいます。
好意を持っている場合は奢ってくれないことは些細な問題。もちろん1円単位でワリカンすると引くでしょうけど、女性がお財布を出そうとするのは好意の表れです。
全くお財布を出さない、奢らせようとするのは”どうでもいい相手だからどう思われても良い”と思っているから。
つまり、これって例えば女性にもお金を出させてそのあと2回目のデートがなかったとしても”もともとなし判断されていた”ということになるので奢る必要性がないということです。
しかも相手がお金を出そうとするかどうかで脈ありかどうかがわかってしまうので奢らないのは意外と大事。
奢ることによるデメリットを挙げてみる
奢る=正義みたいな感覚がありますが、もちろん奢ることによるデメリットはあるので注意してください。
金銭的な負担が大きくなる
まず一番大きいデメリットはやっぱり金銭的な負担が大きくなってしまうことです。
絶対に落としたいような相手ならお金を払うことに何の抵抗も感じないと思いますが、マッチングアプリや婚活パーティーで知り合った相手ってすぐにフェードアウトされる可能性が高い相手だったりします。
同時進行で相手を探してる人なんかだとデートするたびに1万円近くの金額を負担するってかなりのデメリット。週2回デートすれば1ヶ月で8万円以上失ってしまうわけです。
これでうまくいかなかったらかなりもったいない。
奢ったら必ずうまくいくなら誰だって奢りますが、実際はそうじゃない。
長期的に見るとやっぱりデートにかけるコストはなるべく削減したいところ。
相手と対等な関係が築けなくなる
奢ることによって相手と対等な関係が築けなくなるというデメリットもあります。奢ることで無意識のうちに上下関係を作ってしまうことになるので、居心地の良い関係を築きたいと思っている女性にとっては、奢られることによって「申し訳なさ」を感じてしまい、それが遠慮に繋がって最終的に「会っても楽しめない」と思われることも。
例えばあなたがもし毎回奢ってしまうタイプだったとすると、もし相手が罪悪感を抱きやすい人で、本当は行きたいお店があるけどちょっと高いから遠慮してしまうという状態に発展する場合があります。
行きたい場所に行けない、気軽にわがままを言えなくなるというのはまさに対等な関係が築けていない証拠なので、むしろ仲良くなるチャンスを自分で潰してしまっているってことになります。
遠慮してしまうような関係だと仲良くなりにくくなってしまうというわけです。
相手に不安を与えられなくなる
「簡単に付き合えてしまう」と思った瞬間に冷めてしまう人は一定数います。
付き合う前のドキドキ感って簡単に言えば「嫌われないかな?今好かれてるかな?付き合えるかな?」と言った絶妙な不安感の表れです。
相手に好意を持ってもらいたいならこのドキドキ感は必須。奢ってしまうって、いわば好意的であることを全面的に肯定することに繋がるで、女性から見ると「なんか一緒にいてもドキドキしないなー」って思ってしまうことに繋がるんですよね。
ナンパ師とかはこの辺をとてもうまくやっていて、ナンパ師がデート中に奢ることはかなり少ないようです。むしろ安く済ませることを意識していて、それでも簡単に女性をゲットしてしまうのはうまく相手の心理を誘導しているためです。
安心感を与えるのは付き合った後でいい。付き合う前はむしろ不安にさせることに重きをおいて、相手の心を振り回すぐらいの気持ちのほうが好きになってもらいやすい。
メシモクかどうか判断することができなくなる
ついつい会計時に奢ってしまう男は多いと思いますが、奢ってしまうことによって相手にとって都合の良い男になってしまいます。
マッチングアプリなんかだと一定数はメシモクとして利用している女性がいるため、それを見極める一番の方法が割り勘や少しでも相手にお金を出させること。
奢って2回目のデートに繋がったとしても”好意を持ってくれているのかご飯を奢ってくれてるからなのか”がわからなくなるのが一番の問題。
もしメシモクだった場合は少しお金を出させることで必ず嫌な顔をされてしまいますが、付き合う気がない女性をふるいにかけることができます。
まぁメシモクじゃなくても個人的には「男がお金を出すのは当たり前」なんて考えの女性と付き合いたいと思わないので、そういった女性を選別できるので奢らない方が良いと思っています。
会計時に女性にも出させる具体的手順
奢りたくないと思っていても、デートの空気感とか「カッコつけたい」とか余計なプライドが邪魔して結局奢ってしまう人はかなり多いです。僕の友人もこのタイプで「嫌だけど奢ってしまう」と言っていました。
慣れている人やナンパ師なんかだと奢らずに女性にもうまいこと出させつつ、良い関係を築けているのでやり方次第です。
手順1:冗談を言える仲になっておく
「会話を盛り上げる」って結構難易度高いですし、なんか抽象的な言い回しなので具体的にどうすればいいのかわかりずらいですが、僕の場合だと相手と仲良くなるための指標として「冗談が言い合えるぐらいの仲になる」のを目標にしています。
アプリとかの出会いだと、最初はお互い緊張して完全に壁のある状態です。そこで普通の話をしていても全く盛り上がらないし、あんまり仲良くなれていないと会計時にもかなーり気まずい状態になります。
お友達ぐらいの親密さだったらカッコ付けたりせずにワリカンにしますよね?奢ってしまうって男のプライドとか空気を壊したくないという気持ちがあるため。
冗談を言える仲になっておくのはめちゃくちゃ重要です。相手を笑わせたら勝ち。ちょっと失礼なことも言えるぐらいの仲になっておければ会計時に気まずい空気感にならなくて済みます。
手順2:会計についてがっつり触れる
会計が来た時、ついつい奢ってしまう人の特徴は、あまり金額には触れずに「いいよいいよ」と言って気まずい空気感を早く終わらせようとしてしまうことにあります。
確かに僕も奢ってしまう時は「気まずくなりたくないな」という思いから、相手と目を合わせずに「大丈夫奢るよ」と会計を済ませてしまっています。
◇例「お会計いくらだと思う?近いほうの勝ちね!」
→「んー6,000円ぐらい?」
「じゃあ俺は7,000円で!」(金額を見る)
「7,200円か!俺の勝ち!ごちそうさまです(笑)」
→「えーなんでよ(笑)」
「うそうそ!じゃあ2,000円でいいよ!」
あくまで例ですが、あえてゲーム性にしてがっつり触れてしまうというのも手。負けたとしても「クソ―負けたか。じゃあ7,000円でいいよ!仕方ないから俺200円出すね」と冗談を言ってから、同じように少額を請求すれば和やかな感じで相手もお金を出してくれます。
まとめ
僕の経験上も奢らなくてもうまくいくことのほうが多かったですし、データから見ても「奢ってほしい」と思っている人は全体の半数以下にも満たないので、無理して奢る必要はないというのが結論。
男だとついつい奢ってしまいがちですし、金銭的に余裕があればいいんでしょうけど、奢ることでうまくいかないこともあるので奢りが正義という考えは捨てるべきです。
- 奢ることによって「簡単に手に入る男」と認識される可能性がある
- 奢られなくても良いと思っている女性は全体の7割以上
- 今までの経験上奢ることでフェードアウトされることはあっても、奢らなくてフェードアウトされたことはほぼない
- 奢らないと不機嫌になる女性は最初から好意を持たれていない可能性が高い(付き合えない)
- 好意を持たれていると相手も率先して出してくれる
ほんと思っている以上に奢ることってデートでは必要ないと思います。少し多めに出す程度が一番良好に保てる距離感なのでおすすめ。
ワリカンにする方法について解説しました!