誰しも人間なので1度や2度デートで遅刻してしまうことはあると思いますが、遅刻癖のある人は結構な頻度で遅刻してしまいます。
待っている側としてはやっぱり待ち合わせの時間にはちゃんと来てほしいですし、待ちぼうけ状態になるのでせっかくのデートなのにげんなりしてしまう人もいるでしょう。
かくいう僕もちょっと遅刻癖があって、前よりは改善しましたがそのことで過去に彼女とケンカになったことも。
ただ、僕の場合は彼女の側もかなり遅刻癖があっていつも待ち合わせると毎回遅刻するような人でした。自分で言うのもなんですが遅刻癖ってなかなか治らないものですが、あることを告げたら遅刻しなくなったので今回はその方法とともに遅刻する人の心理について解説していきたいと思います。
目次
遅刻する人の心理を解説してみる
「仕事があって」とか「ちょっと用事が入って」とか「寝坊してしまって」という遅刻なら明確な理由があるのでまだ理解はできるかと思います。
こういう場合はたまたま遅刻してしまっているだけなので遅刻癖があるわけでもなく、特に心配する必要もないでしょう。
問題は遅刻が常習化している場合です。
特に理由はないけど準備していたら電車を乗り過ごしてしまったとか、時間ギリギリに家を出たせいで遅刻したという人は遅刻癖のある人です。
このタイプって面白いことにどんな場面でも遅刻するわけじゃないんですよね。
例えばデートとか友達と遊ぶ時はなぜか遅刻するのに仕事はなぜか遅刻しません。仕事で毎回遅刻していたら相当上司から怒られるでしょうし、そんな人はいずれクビになるレベル。
デートと仕事で何が違うかっていうとやっぱりそこに対する意識の差です。仕事の場合は「遅刻したらかなりまずい状況になる」ことがわかっているためかなり余裕をもって会社に行くのが一般的です。
一方デートや友達との待ち合わせとなると「遅刻してもなんとかなる」という気持ちがどこかにあるため、結果として遅刻します。
つまり自分にとって遅刻したことに対する損失が多ければ遅刻してしまうし、逆にペナルティがなければ気持ちが緩んでしまうため遅刻につながるというわけです。
彼女の遅刻癖を一発で治した方法
結論から言うとただ単に遅刻する心理を説明しただけです。
デートのたびに毎回5分~10分程度遅刻してくるので、待っている側としてはやっぱりあんまり良い気持ちはしなくてどうしたら改善するかを考えてみました。
ただ「次から遅刻しないで」と言ったところでそんな簡単に改善するようなことならそもそも遅刻なんてしないでしょうし、遅刻癖ってそんな簡単には治りません。
実は遅刻してしまう人もなんで自分が遅刻してしまうのかをわかっていないケースが多いんですよね。ちゃんと起きて準備しているのになぜか遅刻してしまう。
この些細な問題はやっぱり先ほど説明した通り意識の差ってことになります。
だから僕の場合は彼女にまず「○○って仕事でも遅刻する?」と聞きました。答えは当然「NO」。
「でもデートとか友達と遊ぶときは遅刻しちゃうんだよね?それって多分デートだと遅刻しても許してもらえちゃうから気持ちが緩んでるんじゃないかな?仕事だと遅刻しないのがその証拠だよ。」
こんな感じでまずは遅刻してしまう理由を説明しました。
「つまり遅刻するってことはどこかで許してもらえると思ってるってことだよ。もしかしてそんな好きじゃないのかな?」
実際には遅刻する=好きじゃないってことではありません。遅刻してしまうってことはそれだけ相手のことを信用しているし、安心して甘えてしまっているわけなので遅刻されても不安がる必要もありません。
ただ、相手の行動を改善させるためには「遅刻=好きじゃない。遅刻しない=好き」というような構図にする必要が出てくるので、あえて強引にその話をしました。
これは自分のことが好きとわかっている相手にしか使えない方法となりますが「もし好きなら遅刻なんてしないよね」と誘導していくことで矛盾を治すために改善していくという方法。
この話をした時に彼女は妙に納得してくれて次のデートから全く遅刻しなくなったのは本当にありがたかったんですけど、逆に僕が遅刻して大喧嘩する羽目になったというオチです。
話を理解してくれない場合やそもそも気持ちが少し冷めている相手に対してはあまり効果がありませんが、遅刻する理由を説明して納得させることで遅刻癖が治ることもあります。
相手の遅刻癖を治す方法
僕のやり方はあんまり一般的ではないですし、ちゃんと理解してくれる相手じゃないと効果はありません。他にも改善させる方法は色々とあるようなのでまとめておきます。
遅刻に対してペナルティを与える
遅刻しても許してしまうというのも優しさの1つではありますが、それだとずっと遅刻癖って直りません。
遅刻しても何のお咎めもないので「少しぐらい遅れてもいいや」という気持ちになってしまうせいです。
これを改善するのは相手ができる範囲でペナルティを課すことです。よくあるのは「食事を奢る」とか「手料理を作る」とかですね。
ちょっと嫌ぐらいのレベル感なのでケンカにまで発展することはありませんし、遅刻しなければペナルティはないと考えれば自分のせいとちゃんと改めなおしてくれる可能性もあります。
会う頻度を減らしてみる
あまりにも会う頻度が多い場合、デートすることに対して価値が低くなってきている可能性があります。
一度のデートにそこまで価値がない、いつでもまた会えると思ってしまうと「ちょっとぐらい遅刻してもいいや」と気持ちが緩んでしまいます。
あえて一時的でもいいので会う頻度を減らすことでデートの価値を高めて遅刻しないようにさせるという作戦。
会う頻度を減らすことで相手を不安にさせる効果もあり「遅刻したらフラれるかも」という状況にすれば遅刻しなくなります。
遅刻したらデートを取りやめる
あまりにも遅刻が常習化している場合は「次遅刻したらデートは中止ね」と釘を刺しておきます。普通に怒るよりも自分の遅刻のせいで楽しみにしているデートがなくなるという状態になるのでかなり効果的です。
もし遅刻してしまったら相手を許さずに本当に帰ってしまって構いません。こちらが本当はデートしたかったとしても弱みを見せてしまうと相手は許してもらえると安心してしまうので本当にデート中止にしてしまいましょう。
たいていは1回やってみせるとそれ以降は遅刻しないようにかなり注意するようになります。
ここまでやっているのに遅刻が直らなかったらすでに冷めている状態だと認識すべき。
逆に遅刻して体感させる
不思議なことに遅刻する人って意外と自分が遅刻されることに対して嫌がる傾向があります。遅刻の原因が「待つことが嫌だから」って人もいるぐらいです。
毎回自分ばかり遅刻している状態になっているため、遅刻された人の気持ちをちゃんと理解していない可能性もあるため、あえてその気持ちを味わってもらうために遅刻してみるのも1つの手。
もし遅刻を指摘されて怒ってきたら「○○もいつも遅刻してるよね?自分は遅刻してもいいって都合よくない?」と反撃してみてください。
こういうのって体感してみないと相手の気持ちを理解するのは難しいのでいくら口でもダメな場合はやってみてください。
ただ、遅刻されても平気な人にはあんまり効果がないですし、こちらが遅刻することで逆に相手の遅刻に今後口出しできなくなる可能性もあるので諸刃の剣なんですけどね。
優しく対応して不安にさせるのも手
遅刻されたことに対してそれほど怒らない人もいると思いますが、あえて遅刻されたのに全然気にしていない素振りをしてすごく優しく接することで相手に怖いと思わせるのも効果的です。
遅刻してきても全くそのことには触れずに「楽しみにしてたよ!」とデートをします。いわば本音を隠しているような対応を取ることで「何考えているのかわからない」と不安にさせる作戦です。
もし全く気付かない鈍感な人なら何度目かの遅刻で「ごめん、今日は帰るね」と一切理由を言わずに帰ってしまいましょう。
今まで優しく接していただけに相手はかなり混乱し、自分のやってしまったことに対して深く反省するので二度と遅刻しなくなります。