婚活をしていると最初から恋愛対象として”あり”か”なし”かを見てしまい、恋愛対象外の人は基本的に音信不通になったり、そもそもマッチングすらできません。
ただ、カップリングした人とか一度食事に行ってみたけど「なんか違う」って思った時に、性格が良かったり付き合う気は起きないけど友達として仲良くしたいと思うこともありますよね。
実際婚活で異性の友達は作れるのか、どうすれば作れるのか注目してご紹介していきます!
婚活だと異性の友達が作りにくい理由
最初に言っておきますが、普通の出会いと違い、最初から恋人や結婚するための出会いを求めている婚活において、異性の友達を作るというのはそう簡単なことではありません。
理由1:相手が恋愛対象に見ている可能性が高いため
例えば婚活パーティ―でカップリングした相手、あるいは連絡先を交換した人がいたとして、その人とご飯(デート)に行ったとしましょう。
そこでこちらは「あ、この人性格はいいけど付き合いたくはないな」と感じて、でも友達として仲良くしたい気持ちがあったとしても、それをそのまま率直に伝えるのって相当難しいです。
相手はあなたのことを恋愛対象として見ている可能性が非常に高く、もし「友達として仲良くしたい」と言われれば確実にショックを受けます。
理由2:気がなかったらフェードアウトされるから
婚活の場って友達じゃなくて恋人を作ることを目的としているわけなので、相手にその気がなかったら違う人という切り替えが非常に早いのも原因の1つ。
気がないのにただ遊んでいても時間とお金の無駄になってしまうし、だったら他の人を探してデートしたほうが良いですからね。
相手が友達探しをしていない限り「この人は恋愛対象じゃないな」と感じた時点でフェードアウトされます。同時進行で相手を探している人とかほんと切るのも早いです。
初デートで無理だと感じた時点で二度と会うことができません。
理由3:恋人ができたら友達として会うことができなくなるため
恋人探しをしているわけなので、仮に友達になれたとしてもその人に恋人ができてしまったら簡単にその縁は切れてしまいます。
仮にも婚活で出会った人なので交際相手がいるのに連絡するのは恋人に罪悪感を抱いてしまいますからね。
もし自分が婚活していて恋人ができたとしましょう。その相手が「婚活で知り合って友達になった人がいるんだけど、その人と遊んできていい?」と言われたらどう思うでしょうか。
普通の友達と婚活で知り合った友達は全く意味合いが違うので嫌な気持ちになるのは確実です。
実際、僕も何度かデートしてやり取りしていた女性に「彼氏ができたから」と言われて終わった相手がいます。相手の気持ちを考えてみればそれは当然の結果。
異性の友達を作るメリット
合コンや紹介をしてもらえる可能性があるから
正直、これが一番でかい。例えその人が友達としてしか見れない相手だったとしても、その人と友達になれば一緒に合コンを開いたり、異性の友達を紹介してもらうという新しい出会いを見つけることができます。
正直、毎回婚活パーティ―に行ったり、ちまちまマッチングアプリでメッセージをしているよりもよっぽど手っ取り早い出会い方ですからね。
しかも、婚活って名目じゃないので割と自然な出会いができますし、婚活をしていない層の異性と出会えることができるのはめちゃくちゃでかいように感じます。
婚活をしている僕の友人も、婚活パーティ―で異性の友達が出来て合コンを開いてくれました。出会いの幅を広げることができるのは魅力的です。
同じ目的があるので相談にも乗ってもらいやすい
婚活を続けていると全然うまくいかないことも結構あるんですけど、これを自分だけで改善しようとするのはかなり難しいです。
かといって同性の友達にアドバイスをもらっても「同性視点の意見」になってしまうため、的を得た答えってなかなかでてこないんですよね。
その点、異性の友達だったら異性視点でアドバイスがもらえるので、客観的に自分のどういう部分が問題なのか、どうすればいいのかを教えてもらえます。
例えば婚活パーティ―で全然カップリングできないという相談をしたら「そういば○○君笑顔が少ないからじゃない?」とか「思ってたんだけどちょっと積極的すぎるからだよ」という実際に感じた第一印象のアドバイスを貰えます。
異性との会話に慣れる
すでに恋愛経験が豊富な人にとってはあまり関係ないかもしれませんが、やっぱり同性と話すのと異性と話すのでは自分のキャラだったり立ち振る舞いって違います。
異性慣れしていないと例えマッチングアプリでマッチングしたとしてもデートしたら会話がつまらないと思われる可能性もありますし、余裕がなさすぎて全く会話が盛り上がらないこともあります。
異性慣れしていない人にとってはまさに異性の友達が重要。友達として気楽に接することができるのでいつの間に耐性ができますし、それによってある程度余裕のある振舞いができるようになります。
個人的にはあまり恩恵を感じない部分ですが、こういう日常的に異性と話せるって状態は余裕を作ることができるので大切です。
友達として仲良くなるための具体的な方法
友達として仲良くなるためには「良いやつだけど異性としては見れない」ように仕向けていく必要があります。
異性としてではなく友達として接する
こちらが異性として意識して接してしまうと相手も同じように恋愛対象としてありかなしかで見てしまいます。
例えば相手が女性で、普通の婚活なら食事後の会計で男が奢るってケースも多いですが、友達だったらまず奢りませんよね?ここで男らしさを見せる必要は全くないわけです。
最低限の礼儀はもちろん必要ですが、”相手を気遣いすぎ”な行動は控えるように。食事行くのにちょっとオシャレなお店を探したりとか「○○さんって素敵」みたいな発言は余計な誤解を生みます。
早めに「友達として仲良くしたい」ことを伝える
時間がかかればかかるほど異性として見れないことがわかった時に相手はショックを受けてしまうので、できる限り早めに友達として仲良くしたいことは伝えるようにしてください。
もっとも直接的に「異性として見れないんだよね」と言う必要はありません。例えば「○○さんって同時進行したりしてます?」とか「今までで良さげな人いた?」みたいな発言は結構有効です。
異性として見てないけど親身になってあげるような態度を取るのが大切。相手があまり察していないようだったらもうちょっとストレートな表現をした方がいいかもしれません。
いっそのこと恋愛相談相手って立ち位置を確保できたら強いので、ばんばん恋愛の話はしたほうがいい。
友達になるメリットをほのめかす
恋愛対象として見れないことを告げてしまうと、たいていの場合は正直フェードアウトされます。冒頭でも言ったように相手は友達じゃなくて恋人探しをしているわけですから、なしだった時点で連絡を取る意味はないですからね。
だからこそ相手に友達になるメリットを伝えておく必要があります。
例えば「周りの友達は恋人いるの?」みたいな話から「今度合コンでも開こうよ」とか「○○さんに合いそうな友達いるんだけど紹介しようか?」といった話をしてみましょう。
出来る限り最初は自分のことは一切考えずに相手のメリットだけを考えてあげるとフェードアウトもされにくくなります。
同じ趣味であることを全力でアピールする
婚活の場だと恋愛対象かどうかとしてだけ見てしまうので、対象外になった瞬間にフェードアウトされますが、同じ趣味がある場合は別。
例えば「お互いカラオケ好き」とか「好きな音楽が一緒」とか「スポーツ好き」とかなんでもいいですが、趣味を一緒に楽しめる相手は恋愛対象外となっても趣味友として仲良くなることができます。
実際、僕がマッチングアプリで知り合った彼女も趣味友がいたらしく「男としてはなしだけど同じ趣味だったからやり取りしている」と言っていました。
特にその趣味がマイナーであればあるほど周りに共感してくれる友達が少ないので、趣味友になりやすいです。
異性の友達が作りやすい出会いの場
出会いの場はそれほど多くありませんが、婚活と言いつつも割とラフな感じだったり、実際友達作りとして利用している人もいます。出会える場所と特徴について簡単にまとめてみました。
相席屋(友達と参加が必須)
一時期流行った相席屋。最低でも同性と2人じゃないと基本的に入ることができないのでちょっと面倒ですが、みんながみんな恋人を作りに来ているわけじゃないのでラフに異性と出会うことができます。
同じ席で仲良くなったら恋愛対象というよりもまずは友達から・・・という感じで仲良くなれるので利用してみるのもあり。
ただ、女性だとただ食い&ただ飲み目的で来る人も一定数いますし、性格があんまりよくなかったりするので個人的にはそんな好きじゃない。
街コン
街コンは人数規模が多く、その割にラフに参加できるのが特徴です。特にマッチングシステムとかはなくて友達と参加していて「どんな感じかな?」程度で参加している人が多いですね。
連絡先の交換が自由なため、会話した異性全員とLINEの交換ができます。最終的に誰が誰かわからなくなるという弊害もありますが、アルコールもあるのでそのまま2次会へ行くことも可能。
街コン自体が割と友達を作ることを目的したものが多いので、異性の友達を作りたいならおすすめ。
街コンは”街コンジャパン”というサイトから検索することができます。恋活のまとめサイトのようなものですが、中には婚活パーティ―も含まれているので注意してください。
婚活パーティ―と街コンどっちに参加すべきか違いを比較してみた
マッチングアプリ(趣味で出会うのが必須)
マッチングアプリは家にいながら手軽にできるので利用者も多いのが特徴。正直ヤリモクとかナンパ師とか健全な出会いを求めていない人も多く利用しています。
ただマッチングしたら簡単に連絡を取ることができるので同時進行でメッセージのやり取りをしている人も多く、友達を作るために利用している人もいるので割と使えるかと思います。
もちろんただ自分の好みの人を選んでマッチングして会うことになっても恋愛対象として接することになるのでアウト。
重要なのは「趣味が合う」という理由で会うことです。マッチングアプリには趣味から相手を探すことができる機能があるので、それを利用してください。
趣味が合えば恋愛対象じゃなくても友達として仲良くなりやすいです。
20代の婚活パーティ―
30代になってくるとガチで結婚を視野に考えていたり、焦っている人も多いので途中で「友達として」なんて発言をしたら速攻で音信不通になってしまいますが、20代は恋活のような感じなのでまだマシ。
ちなみに僕の友人も婚活パーティ―で知り合った人と仲良くなって合コンを開いたり、紹介してもらったりしていました。
婚活パーティ―にはカップリングシステムというものがありますが、もし異性の友達を作りたいだけならカップリングしてしまうと後々面倒かもしれません。
カップリング=恋愛対象としてありってことになるので、友達を作りたいだけなら連絡先交換にとどめておくべきかも。
いきなり会話できるのが婚活パーティ―の魅力ですね。例えば同じ趣味があって「リアル脱出ゲーム行ってみたいです!!」みたいな会話になれば友達として遊びにいくこともできるので使い方次第。
友達と参加できるなら友達と来ている異性に声をかけて、パーティーが終わったら2対2で飲みにいって友達になるってことも可能です。
まとめ:やり方次第で友達を作ること自体はできる
結構「婚活婚活」って名前ばかり先行していますが、実態は恋人探しの場だったり、あるいは友達を作るためだったりと思っているよりもラフな印象。
恋愛対象としては見れないけど友達になりたいのであれば、都合の良い人、なおかつ相談しやすい関係を築く必要があります。
それと早めに異性として見れないことは遠まわしに伝えておかないと、相手も辛い思いをするので最初に告げておくようにすべき。