今までwithやOmiai、ペアーズなどマッチングアプリは色々と使ってみましたが、今回友達から「どのアプリが一番いいの?」とアプリに興味を示してくれた友人がいたので、せっかくならと思って新しいアプリを試してみることにしました。
タップル誕生を使った理由は特にないんですけど、ネットでは「マッチングしやすい」という噂があって、実際どんな感じなのか1か月間有料会員で利用してみたのでその感想についてまとめてみます。
他のアプリと比較しておすすめできるかどうか、に焦点を当てて紹介していきたいと思います!
目次
タップル誕生の基本データ
タップル誕生は大手企業であるサイバーエージェントが運営しているマッチングアプリです。10代~20代がメインのカジュアルな恋活アプリと言われています。
タップル誕生の特徴は相手の条件を細かく設定して探すのではなく、趣味等のカテゴリ別にざっくりとした検索をするのみです。異性はカードのようにランダムにピックアップされて「いいかも!」もしくは「イマイチ」の2択で選んでいくシステムになっています。
1カード(1ポイント)につき1カードを消費しますが、他のアプリとは違い「イマイチ」を選択した時にもカードが消費される仕組みです。
フリックしていくだけで相手を取捨選択してくような流れになるので、ついついカードを消費してしまいますが、タップル誕生には他のアプリよりも多くの無料でいいかも!できるシステムがあるのでカード切れを起こしてアプリが使えなくなるという事態に陥りにくいのが特徴。
また、機能面でもう1つ特徴的なのが「おでかけ機能」です。
女性側は「今日ご飯に行きたい」とか「週末空いてます」というのを表示させることができて、男性側はそれに対して「お誘いする」ことができます。
もちろん女性側が気に入らない相手だと普通に拒否されたり、無視されるんですけど、マッチングアプリでありがちな「マッチングしてやり取りをしてご飯にこぎつけるのが面倒!!」という気軽に会いたい人向けです。
僕は今まで相手をうまく誘えたことがないんですけど、女性側が気に入れば即日会うことができるかも!
へんな話、ヤリモクとかにはもってこいの機能って印象。
タップル誕生の利用料金をまとめてみました。なお女性は無料です。
プラン | 料金(タップル誕生) |
---|---|
1ヶ月プラン | 3,700円/月 |
3か月プラン | 3,200円/月(9,600円) |
6カ月プラン | 2,800円/月(16,800円) |
12カ月プラン | 2,234円/月(26,800円) |
他のアプリの料金はこんな感じ。
プラン | ペアーズ | with | Omiai |
---|---|---|---|
1ヶ月プラン | 3,480円/月 | 3,600円/月 | 3,980円/月 |
3か月プラン | 2,860円/月 | 2,667円/月 | 3,320円/月 |
6カ月プラン | 2,380円/月 | 2,350円/月 | 1,990円/月 |
12カ月プラン | 1,898円/月 | 1,883円/月 | 1,950円/月 |
大手のマッチングアプリを比較すると少し割高になっています。1ヶ月程度ならどのアプリも大差ないですが、長期の利用になるとやっぱり他のアプリのほうが割安なので使い勝手が良いとは言えません。
1ヶ月間使ってみた感想まとめ
利用期間 | 1ヶ月間 |
---|---|
かかった金額 | 3,700円 |
1ヶ月のマッチング数 | 66人 |
連絡を取った数 | 18人 |
やり取りが続いた人数 | 6人人 |
会った人数 | 1人 |
withと併用して使っていたり、途中で結局彼女ができてしまったので1ヶ月毎日ログインしていたわけではないですが、使ってみた感想をまとめてみました。
マッチングした数:66人
アプリ | タップル誕生 | with | Omiai |
---|---|---|---|
1ヶ月のマッチング数 | 66人 | 約50人(全盛期) | 約20人 |
withを利用していた時は月5人~6人あたりで、Omiaiの時は20人前後だったのでこの数字は僕にとってはかなりの数です。
初日から20人近くの人数とマッチングできましたし、本気でやればおそらく100人以上とマッチングすることもできたんじゃないかなーと思います。
やっぱりタップル誕生は他のアプリに比べて明らかにマッチング率は高いです。普通女性からイイねが来たりすることってほとんどないマッチングアプリですが、タップル誕生の場合は女性からも平気でイイねが送られてきます。
実際にやり取りをした数:6人
やり取りをした数は意外と少なくてわずか6人という結果に。実際には最初にメッセージを飛ばして返信してくれなかった人を省いているのでアプローチした数自体は20人ぐらいいます。
マッチングした数に対してやり取りできた数が少ない原因は、すでに同時進行で3人とやり取りしていたことや、withも使っていてアポが取れていてやり取りする余裕がなかったのがでかいです。
正直マッチングしたのに満足して連絡を取ろうとさえしなかった人も多いですし、時間が経ってからメッセージを送ってしまったせいで返信がこなかったのでこの人数にとどまりました。
出会えた数:1人
他のアプリでは1ヶ月使ってもうまく会うことはできませんでしたが、タップル誕生は利用してわずか2週間ほどで1人の女性と出会うことができました。
まぁ出会えた数に関しては1人という少なさなのであんまり参考にはならないかもしれませんが、出会った女性は最初から気が合って、かなり丁寧に返信してくれたこともあり、早い段階で誘うことができました。
ただ、実際に会ってみたら写真と全然違くて愕然としてそれ以降はその方と連絡は取っていません。
なかなかに衝撃的だったので詳しくはこちらでまとめてみました。
タップル誕生を使って感じたメリット(優れてる点)
無料で「いいかも!」が送りまくれる
僕が利用したアプリの中では無料でいいねを送れる数が圧倒的に多かったです。
- 本日のおススメのお相手:50人
- 本日のタップル占い:50人
これだけでも最大100人に対して無料でいいかも!を送ることができます。
例えばwithなら無料でイイねを送れる数は10人+α程度でOmiaiでも10人までしか無料でイイねは送れませんでした。
タップル誕生は他のアプリに比べると明らかに無料で利用できる範囲が多いのが魅力。これならポイントを消費せずにアプリを続けられるし、ポイントがなくても毎日利用しやすいのでガチ勢なんかにはかなり使い勝手が良いように感じました。
マッチングが圧倒的にしやすい
先ほども言ったように、やっぱりタップル誕生は他のアプリに比べるとダントツでマッチングがしやすいです。
無料でいいかも!が送れるのがやっぱり大きいのかな、と感じました。
タップル誕生はフリックするだけで相手にいいかも!を送れるので、相手も気軽に良し悪しを判断してしまっている可能性はあります。
ログインボーナスで毎日20いいねもらえる
タップル誕生は無料のいいかも!のみでも十分にやっていけますが、より多くの人とマッチングしたいなら有料ポイントというかログインボーナス等を駆使する必要があります。
毎日20いいねが貰えるので最大で20人にいいかも!が送れます。タップル誕生しかやっていないとまぁこの数が多いか少ないかわかりにくいですが、withの場合は最大でも3ポイント(3人にしかイイねは送れない)、Omiaiも1イイねという少なさ。
僕の友人もwithを使っているんですけど、ポイントをすべて使ってしまってやることがなくなってログインしなくなってしまったそうです。
そういう人に配慮されている点、タップル誕生は優れていると思います。
相手の安全性が簡単にわかる
やっぱりマッチングアプリの問題点ってサクラだったり業者がいたりすること。
1ヶ月使っていてサクラっぽい人とか業者とは一切マッチングしなかったので、確認することはできませんでしたが、タップル誕生には独自のシステムによって相手が安全であるか、そうじゃないかを判断することができます。
表示されているスコアが自分の安全性を示したもので、本人確認とかやり取りの安全性によって(基準はわからないが)スコアとして表示されています。
業者とかヤリモクだとこのスコアが下がるので、相手を選ぶ際の判断基準になりますし、怪しい人かどうかがわかります。
タップル誕生を使って感じたデメリット(問題点)
イイねをしない相手にもカードを使う
最後のほうになってようやく異変に気付きましたが、タップル誕生に搭載されているイイねカードって「いいかも!」した相手にはもちろん、していない相手に対しても1枚使用することがわかりました。
例えば「音楽好き」というカテゴリで相手を表示させてフリックしていいかも!押すか押さないか選択していくというのが普通の流れなんですけど、ダメな側にもっていっても1枚カードを消費します。
つまり、仮に表示される相手がブスばっかり50人で「タイプじゃないからスキップ」とどんどん「イマイチ」カテゴリにしてしまっても50枚カードを消費します。相手にイイねしてないのにカード消費はトラップ。
意外と気付かないカード消費の落とし穴なので注意してください。
良くも悪くもメイン写真第一主義
タップル誕生は良くも悪くも指先1つのスライドで相手を選ぶことができます。
表示されるのはメイン写真とあと設定しているサブ写真数枚で、相手の人の詳細ページにまで飛んでからいいかも!を押す人は少ないです。
さっとフリックして相手を振り分ける流れ作業になってしまうため、ほとんどの人は相手のメイン写真のみで判断しています。
つまり、いくら中身が優れている人でも年収がすんごくても、相性が良かったとしてもメイン写真が「合わない」と思われたらそこで終了。
まぁこれはどのマッチングアプリでも多少言えることなんでしょうけど、タップル誕生はほんと写真だけで判断している感覚が強いです。
自己紹介文をちゃんと書いてる人が少ない
これもやっていて思いましたが、withなんかと比較すると明らかに自己紹介文をちゃんと書いている人が少ないように感じました。
あくまで体感としてですが、だいたいの人は軽く2行~3行書いておわり。実際にマッチングして相手の自己紹介文から質問を考える僕の場合、結構この点に対して不満でした。
真面目っぽさを感じないというか、真剣に恋人探しをしているかどうかわかりづらいのはデメリット。全員がそうというわけじゃないけど利用者層は結構ライトな出会いを求めているのかなーという印象。
細かい検索ができないこと
普通のアプリだったら相手の条件を設定したりして、その中から好みの異性を探すスタイルなのに対して、タップル誕生はざっくりと「趣味」に対して探すことしかできません。
システム的にランダムに相手が表示されて、それに対して「いいかも」もしくは「いまいち」の2択を選択していく流れ作業になってしまっています。
システムとしても中身にこだわらないで取りあえず顔で選びなよ!って言っているような感じが伝わってきます。
写真は3枚までしか設定できない
タップル誕生では現状、写真を最大で3枚までしか設定できません。これって自分が設定している時はあんまり違和感なかったんですけど、相手の見るときにも写真が3枚までしか見れないので判断基準としてはちょっと心もとない数になっちゃってます。
写真ってその人の顔とか体型はもちろん、相手の趣味とか好きなことまで判断できるのでメッセージの時にネタとして使うことができるんですけど、それもしづらい。
実際、僕が出会った人も写真を3枚設定していて、会ってみたら写真と全然違いました。
相手の容姿に対する判断基準が少なくなるということなので、それだけ写真詐欺とかの被害に遭うケースも多くなります。
しかもなぜかタップル誕生ってわかりづらい写真使っている人が多い。(顔だけアップにしてるとか、なんかぼかしてるとか)
プレミアムオプションは使う必要ある?
タップル誕生には3つのプレミアムなオプションがありますが、正直利用するほどの価値はありません。
【いいかも!優先】
相手へ「いいかも!」を送ると相手の目に止まりやすくなるように優先的に表示される
【プレミアムデータ】
相手の最終ログイン日、いいかも!された数や返信時間がわかる
【既読機能】
未読なのか既読なのかがわかる
説明しなくてもわかると思いますが、別にマッチング率があがるものじゃなくて相手を知るためのデータが増えるとか、ちょっと優先的に表示される程度の機能なだけ。
しかも男性は月4,900円で女性でも2,900円毎月かかります。いや、いらんがな。
タップル誕生はおすすめできる?
確かに悪い点というか、ちょっと使いずらい点も多いタップル誕生は合う人、合わない人が分かれるアプリですが基本的にはおすすめできます。というかどのアプリを使うか悩んでいる友人にはタップル誕生を勧めてみました。
- 10代~20代で出会いを求めている人
- 他のアプリを使ってマッチングできなかった人
- ラフな出会いを求めている人
- ポイント消費を気にしたくない人(無料イイね数が多いので)
僕の友人の場合はあんまり顔はイケメンじゃない系だったので、普通のアプリを使ったらマッチングすらできない可能性もあったので、マッチング率が高いタップル誕生を勧めました。
タップル誕生自体は顔重視のアプリって感じなのでイケメンじゃないとマッチングしなさそうですが、なぜか他のアプリよりもマッチングしやすいという矛盾があります。
あとは他のアプリ使ってみて「全然マッチングできないんだけど!使えな」って思った人にはおすすめできます。
- 結婚を前提に考えている人
- 写真から相手の素顔を見抜けない人
- やり取りのネタ作りが苦手な人
- 顔重視よりも中身重視な人
別に遊び目的の出会いアプリというわけじゃないんですけど、なんとなくすぐに出会いを求めている人が多く集まっているような印象を受けました。フリックして顔だけで選ぶようなシステムとか、すぐに会いたい人目的のために「おでかけ」という項目があったりするのでそういう印象があるのかも。
あとは顔詐欺している人が多い印象を受けたので、へんに期待しちゃうと僕みたいに会った時に絶望するので気を付けてください。
会う前とかに再度写真交換を要求するのも手。
マッチングアプリOmiaiを1か月間本気で使ってみた感想まとめ
もうちょっと真面目な人というか、本気で相手を探したいという人にとっては心理分析しながら相手を探せるwithのほうがおすすめです。
参考にしてみてください。