マッチングアプリで仲良くなった人といざ実際に会おうということになると緊張したり不安になる人も多いと思います。
せっかく食事に行くなら初デートで終わりじゃなくて2回目に繋げたいですし、相手に好印象を残したいものです。
これまで僕は主に婚活パーティーで活動してきてマッチングアプリで会った人も何人かいましたが、それでもやっぱり初めて会う人とか初デートってかなり緊張しました。
かなり失敗もしてきたので、今回は僕の失敗やうまくいった例を踏まえてマッチングアプリで初めて会う時の注意点についてまとめてみました!
目次
始めて会うならご飯が鉄板
マッチングアプリや婚活パーティーなどで初めてデートする時はご飯に誘うことをおすすめします。
一番多い誘い文句ですし、ご飯を食べながら話すことで自然と心が開きやすくなることが心理学的にも証明されています。
他にもドライブとか音楽の話で盛り上がればカラオケってパターンもありますが、相手が乗り気だったらという前提で、何の脈絡もなく誘うのはやめたほうがいいです。
例えばドライブだと最初から密室でしかも会って間もない人に運転を任せることになるので気を遣ってしまいますし、相手はどこに連れていかれるかとう不安も感じてしまいます。
趣味が一致しているなら話の流れで誘うのはありですが、基本的にはご飯を挟むようにしたほうが無難です。
ファミレスとかラーメンとかはよっぽどのことがない限りやめておいたほうがいいです。第一印象がかなり悪くなるリスクあります。
会う前に準備すべきこと
お店の予約
アプリで初めて会う場合、第一印象というか最初の印象が最も大切です。例えばお店を決めずに「どこいこっか?」みたいなのは論外です。
予約しなくても入れそうだからとそのまま待ち合わせてお店に向かうのもいいですけど、もし万が一そのお店が混んでいて入れなくなった場合、初デートはぐだぐだになってしまいます。
僕はこれで一度やらかしたことがあります。取りあえず予約をせずに待ち合わせて、目星をつけたお店に向かってみたらなんと閉店していました。
めっちゃカッコ悪いところを見せた上に、次に行ったお店は料理もあんまり美味しくないし内装もちょっとボロボロという最悪な展開になりました。なんとか会話で挽回しましたが、こういうことになった時に冷められることもあるので注意してください。
ちなみにお店の予約はだいたい1週間前ぐらいには済ませておいたほうがいいかも。5日前とかに予約の電話をしてみたら埋まっている、なんてことも今まであったので余裕をもって予約しておくことをおすすめします。
予約しておけばエスコートもスムーズですし、もし不安ならお店の場所を下見しておいたほうがいいかも。
ちなみに事前に相手の好き嫌いをメッセージで聞いておけばお店選びが捗るのでおすすめ。相手がチーズ好きならチーズフォンデュが美味しいお店とか選んどくだけで喜ばれます。
相手とのやり取りを続ける
ご飯に誘って日にちを決めたらそのまま「じゃあまた近くなったら連絡するね!」とやり取りを終わらせる人もいると思いますが、できる限りやり取りは続けておいたほうがいいです。
もちろん無理にしてもモチベーションを下げさせてしまう可能性もあるので一概には言えませんが、連絡を絶つことでだんだん相手はデートに行く気が失せてきてしまいます。
せっかく予約までしたのに前日にドタキャンなんてことは割とよくあるのでドタキャンされないように相手のモチベーションをなるべく維持するように心がけてください。
婚活パーティ―やマッチングアプリでのフェードアウトを未然に防ぐ方法
相手のプロフィール・メッセージの確認
実際に会って話をした時にやり取りの内容を完全に忘れてしまうと墓穴を掘ることになります。
例えば相手にはすでに姉がいるってことを聞いていたのに「そういえば○○さんって兄弟いる?」みたいな質問とかまさに墓穴。
相手からしてみれば「それメッセージで言ったよね」と内心思っていますし、ちゃんと覚えてくれていないことにショックを受ける可能性も。
会話する内容はメッセージで話したことを踏まえたものにするようにしましょう。「○○さんって旅行好きって言ってたじゃん?おすすめある?」とかね。
会話はゼロから始めるものじゃない。
ちなみに時間がない場合は待ち合わせ場所に向かう電車の中とかで確認しておくといいかも。僕はいつもそうしています。
始めて会う時の時間や待ち合わせ場所はどうすべき?
本気で狙いたい相手なら夜の居酒屋
やり取りしていてもすごく楽しいし、何より容姿がタイプで本気で付き合いたいと思えるような相手の場合は夜にデートすることをおすすめします。
理由は単純で「お酒を飲みながら話せる」ということと「個室席を確保できる」という2点。
お酒を飲みながら会話することで警戒している理性が溶けやすくなるので、より早く相手と仲良くなることができます。
また、夜の居酒屋は個室席も多いので2人きりで他の人の視線を邪魔されずにゆっくり話すことができるのも魅力の1つです。
僕の場合だとなるべく個室でなおかつL字席か横並び席の居酒屋を探すようにしています。対面は心理的には敵対の位置って言われているので仲良くなるのに時間がかかりやすくなります。
逆にL字や隣席だと身体的距離も近いので早くなることが可能。
もちろん、中には「個室はちょっと怖い」って考えの女性もいるので絶対良いとは限りませんが、誠実さをアピールすればギャップになるのでおすすめ。
時間帯は19時~20時ぐらいにする人が多いですが、休日なら18時ぐらいの早い時間帯のほうがいいかも。
取りあえず様子見程度ならランチ
ランチの良いところはなんと言っても値段が安いことですね。
ちゃんとしたところでも2人で3,000円~4,000円程度で済ませられるのでお財布に優しいですし、奢らなきゃいけない空気になっても夜に比べればかなりお安いですからね。
めっちゃ狙ってるわけじゃないけど、取りあえず会ってみてどんな感じか知りたい程度の気持ちならランチのほうがおすすめ。
ランチだと女性も安心できますし、そんな時間もかからないので軽く話してみるぐらいの気持ちにはぴったり。
全然タイプじゃないのに高いお金を払って夜にご飯行く必要はない。
ランチなら12時~13時ぐらいの王道時間が無難です。
待ち合わせ場所は駅前が基本
待ち合わせ場所に困ったら取りあえず駅前が無難です。現地集合なんて絶対やめたほうがいいです。当たり前ですが。
人混みの多さはそれほど気にしなくてもいいですが、できればそんなに多くないに越したことはありません。
アプリで初めて会う場合って「ちゃんと会えるだろうか」っていう不安もありますが、そんな時は電話をしてみてください。
というかいちいち「○○の前で緑色の服きてます」とかちょっと恥ずかしいので僕はあんまりやらずに、手っ取り早く電話をしてしまいます。
会った時にすべき会話の内容
初対面だと何を話せばいいかわからずに不安になることも多いですが、あらかじめどういう話をしようか考えておくと便利ですし、他でも応用が利くのでおすすめ。
僕が初デートで絶対に聞いておく質問についてまとめてみました。
「ここまでどのぐらいかかった?」
取りあえず待ち合わせ場所からお店に向かう途中で無言になりたくないので会話は必須です。
会話に困った時にも使えますし、どんな時にも会った時に使える文言なのでおすすめ。
るう
ゆみ
るう
ゆみ
るう
正直言って最初の会話なんて意味はないですけど、最初っから沈黙だと「なんか居心地悪い」って思われてしまうので特に意味がなくても上辺の会話でも歩いている時にしておいたほうがいいです。
後は予約したお店の話とか事前に調べた情報なんかを言っていたらお店までは着くはずです。
仕事の話とか趣味の話なんかはお店についてからでいいので、取りあえず最初は「気さくで話しやすい」人を演じましょう。
「○○さんってどういう人が好き?」
最初からこんな話をしていたら引かれる可能性がありますが、取りあえず仕事や趣味の話を一通り話したら恋愛話をしていきましょう。
まずは「どんな人が好き?」というありきたりな質問を投げかけてみてください。恋愛話はカテゴリ的にはちょっと攻めた会話なので上辺でデートが終了するのを防ぐことができますし、恋愛話をしておくことで一気に相手と仲良くなることができます。
もちろん相手からも同じように話を振られることを想定して回答は用意しておきましょう。相手とま反対な人とかはあんまりあげないほうがいいですけど、割と素直に答えてもそこまで仲良くなってないので大丈夫。
「今まで会った人だとどんな人がいた?」
相手にとっては話したくないことかもしれないので、普通はあんまりそこまでツッコまないと思いますが、僕がマッチングアプリとかで会った人には話のネタとして聞くようにしています。
どんな人と会ったのかを聞くことによってデート中のNG行為だったり、その相手がすぐフェードアウトするタイプかどうかがわかります。
例えば「食事中に結構音を立てる人だったからちょっと嫌になってそれ以来連絡取ってない」とか「ヤリモクだった」とか会った人の情報を聞くだけでもその人の前でしていけない行動とかが一目瞭然になるのでおすすめ。
相手にいきなりこの質問をすると引かれる可能性もあるので、僕の場合は自分から打ち明けるようにしています。
「今まで婚活パーティーに行ってたんだけど」みたいな感じで打ち明けると相手も話しやすくなるのでおすすめです。
「元カレってどんな人だった?」
もちろん別れた理由まで聞く必要はありませんし、これに関しては話の流れで聞けたら聞くぐらいのレベルでいいです。
かなり攻めた質問だし、気を悪くする人もいるので恋愛話を十分にしていてなおかつ仲良くなっていると感じた時にだけ聞くようにしています。
これも先ほどと同じように「どんな人が好きなのか」がわかりますし、その人の恋愛観を知ることができます。
また、元カレってかなり深い関係だった人のことなので相手にとってはかなり心に押しとどめている部分です。それを話させることで一気に親密な関係になることが可能です。
「よかったら今度○○行かない?」
会った時に次のデートの約束を取り付けられればそのデートは100点です。
もちろんこれには自然な流れってのが必要になってくるので、会話の組み立てかたが難しいかもしれませんが、相手が行きたがっているところ、したがっていることをそれとなく聞いてみましょう。
■例1
るう
ゆみ
るう
ゆみ
■例2
るう
ゆみ
るう
メッセージのやり取り時点ですでに相手の好きなものとかやりたいことが分かっているなら会う前に下調べをしておいて、会話の中でそれとなくその話題をあげて誘うだけなので戦略的には割と簡単です。
相手が興味あることをエサにするとただ「デートしない?」って誘うよりも何倍も次に繋げられる率は高くなるのでおすすめです。
モチベーションがあがっているデート中に取り付けてしまうのがミソ。
まぁ相手が実は気乗りしていないって場合もあり得るんですけど、その場合はLINEで誘ったところで断られるだけです。
こうやって会って約束してしまうと相手もブロックしづらくなるので、即ブロックを防ぐことにもなります。
会計は奢らなくてもいいが多めに出す
一番厄介なのが会計問題です。ワリカンにするのはリスクが高いし、だからと言って毎回奢ってしまうとそれだけでも出費がものすごいことになります。
「お金なら余裕あるよ」って人ならいいんでしょうけど、奢ったところで次に繋がらなければ全く意味がありません。奢るかどうかで次に繋がる率はそんなに変わらないので無理する必要もない気がしました。
個人的におすすめなのは”多めに支払う”ことです。
るう
僕の場合だと「1,000円でいいよ」と言うことが多いですね。
それか一度「いいよいいよ」って言って相手が出すかどうか見るようにしています。たいていは申し訳なさそうにするので「じゃあ○○円だけ貰える?」みたいな感じで言うと割と自然に相手にもお金を出させることができます。
もちろん奢るかどうかは年齢差とかにもよるんですけど、たいていは多めに出しておけば問題になることはほぼないです。
実際に会う時の注意点
ガツガツしすぎないこと
いきなり手を繋いだり、ホテルに誘ったりするのは論外として、ガツガツしすぎると相手に「ヤリモクなんじゃ?」みたいな風に思われるので注意してください。
特にマッチングアプリで出会うって女性的にはかなり不安で、相手が誠実な人じゃなかったら嫌だと誰しも警戒しています。
確かにうまくいけばかなり仲良くなることもできるんでしょうけど、リスクがあまりにも高すぎるので本当に付き合いたいなら1回目だけはとにかく誠実に接することを心掛けてください。
僕が以前マッチングアプリで会った女性は「付き合うまで家デートはなし」ってタイプで、僕の場合は婚活パーティーで出会った人と何度か家デートをしたことがあったので(もちろん手は出してません)、「家デートも楽しいよ?」みたいな感じで冗談半分で家デートに誘ったことがあります。
これだけでなし判定にされました。男が思っているよりも女性はそういうのに敏感なので会話から注意してください。
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無駄に長引かせないこと
最初の理想デート時間はせいぜい2時間~3時間ほど。無駄に1日デートしようとかオールして遊ぼうとか気合い入れていると相手に嫌われる原因になるので注意。
もちろん話が盛り上がりすぎて、流れで2軒目や3軒目に行ってしまったというならまだしも、初対面とのデートって長時間だと気疲れして想像以上に疲れてしまうんですよね。
そのうち会話のネタもなくなってきて相手のテンションが下がってしまったら最悪です。そのせいで次のデートに繋がらなかったら元も子もないので最初のデートはなるべく短時間で解散することを心がけましょう。
相手に”もっと話したかったな”と思わせるぐらいの名残惜しさを残すことが重要です。
最後はお礼メールを忘れずに
当たり前の話ですが、解散したらすぐにお礼メールはしておきましょう。
るう
ちなみにすぐにお礼メールを送ることで、そのまま連絡を取り続けられる可能性があがります。例えば「今家着きました!」とかね。
もしブロックされたり既読無視されるようなら完全に脈なしです。ただ落ち込むのではなく、自分の行動の何がいけなかったのかを考えてみると次に活かせるのでショックで寝込むのはやめましょう。
僕も何度かあってめちゃくちゃショックだったりしましたが、改めてその日のデートを振り返ってどこがダメだったのか、相手はちゃんと笑ってくれていたかとか思い返すようにしています。
マッチングアプリをやっている限り、頑張ってもうまくいかないときはあるので、あとはやる気次第です。